地下室娯楽大全

ソウルフード/Fireloop/enkan works project

赤の他人の少し先

 

明日からライブが続きます。ソウルフードです。

 

2/21→大阪・福島2nd LINE

 

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2/23→梅田Zeela

 

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2/24→神戸 KINGSX BASE

 

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そして、バンドマン限定ギグ。

2/26→梅田Zeela

 

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セカンドラインはvo.ふみくんの愛するライブハウスで、KINGSXはgt.ふじむさんが店長として守っているライブハウスで、ZeelaはDr.ともくんが面白い事を発信し続けてるライブハウスです。

3月には僕が働くFireloopでのライブもある。僕の大好きなバンドのレコ発イベントです。

 

「一枚岩じゃない」という事が、ソウルフードらしさだと最近は思うようになりました。

それぞれの心にそれぞれのライブハウスがあって、そこで鳴る音楽とそれを鳴らすバンドマンがいるんですよね。

共通言語は他のバンドより、とても多くてシビアだなあと思います。

だからこれだけ対バンの層も広いし、出会える人の層も広いってのが僕らの強みだったり、します。多分。

 

 

 

僕達4人はそれぞれライブハウスで出会った人と人。

友達でも無い、家族でも無い、ただ音楽を共有して鳴らすバンドマン、そのメンバーです。

今の僕達が鳴らしている音楽が、ライブが、最強で最高に格好良いという事が、僕達4人が誇る共通項です。

 

赤の他人の少し先、人生の内で一番続けて来た、大事にして来た事を共有出来る関係性。

それを持って、音楽を鳴らす、音楽を作る、全ての人に音楽で問いたいのです。

 

「ライブハウスって、めちゃくちゃ楽しくて最高やろ?」

「魂込めて突き上げた拳って、心動かしてくれるやろ?」

「音楽になった言葉って、どうしようもないくらいグッと来るでしょ?」

 

だから、ライブハウスが好きです。

バンドマンが、歌唄いが、PAが、照明が、バーカウンターと受付が、ブッカーが、ライブハウスと音楽を作る全てが、好きです。

そんな夜がいつだって待ってます。

いつだって待っているように、します。

 

 

 

信念ひとつで、ここまで胸を張れました。

信念揺らいで、ここまで傷を付けました。

 

舐めんな、辞めんな。そうやって言われて、言って、いなくならないようにしたいです。

今日もどこかのライブハウスで、鳴らして唄う君へ。響いてくれるあなたへ。

そんなくらいの事を思って、明日も生きます。

 

 

 

 

2/26バンドマン限定ギグについて

 

 

と、タイトルにあります通り

2/26梅田Zeelaにて開催する

 

「バンドマン限定ギグ」

 

なるものについて、僕なりの見解です。

メンバー各々が各々の見解を持って、この前代未聞のライブイベントに挑みます。

長くなるかもしれません、読んでくれたら僕がめっちゃ笑顔になります。頼んだ!

 

 

 

 

 

観客はバンドマンとライブハウスマンのみ。

いわゆる「お客さん」と呼ばれる、いつも応援してくれているあなた方を完全に置いてけぼりにしたワンマンライブをやります。

 

 

なんでまたそんなことをするのか?

僕の答えは

「バンドマンやライブハウスマンこそ、ライブハウスで率先して楽しんで欲しいから」

です。

これだけじゃ言葉不足にも程がありますよね。その説明がここから始まります。

 

 

 

 

例えばとってもシンプルな話。

ライブをする側も、ライブを観る側も、ライブハウスに娯楽を求めて来るわけじゃないですか。

感動とか、笑いとか、共感とか。

音楽っていう、形のない芸術に何かしらの対価を払うわけじゃないですか。

それだったら、どう考えても「つまらない」より「楽しい」を取ると思うんす。僕は。僕はね。

 

 

じゃあ「楽しい」の定義って何なのか?

それを自分で決められる場所だから、ライブハウスって自由で素敵だと思うんです。

 

そう、ライブハウスって楽しくて自由なはずなんです。音楽ってそうあるはずなんですよ。

 

 

 

 

だけど、最近思うんです。

誰よりもその音楽が好きなはずのバンドマンやライブハウスマンが、一番楽しみ方を知ってるはずの人間が、お客さんとしてライブハウスに楽しみに来てる姿を見る事が少なくなったなあ、と。

これって結構、由々しき事態だと思うんですよね。

 

 

 

最前列で自分の好きなバンドマンが楽しそうにライブ観てたら、何だか自分も楽しくなりません?

ライブハウスが主催するここ一番!って日に、他のライブハウスの人が沢山来てたら、何だか良いなあって思いません?

 

僕はそう思うんですよ。だからライブは楽しんで観るし、自分のライブハウス以外のイベントもチェックして遊びに行ってます。

何を偉そうに、って思って貰っても全然大丈夫ですよ。

だけど、否定される事ばっか恐れて何も言えなくなるよりは、言って怒られる方が良いなと思うんです。

 

 

 

少し話が逸れました。

じゃあ結局何が言いたいって、バンドマンやライブハウスマンだからこそ、お客さんの目線に立ってライブを楽しめたら良いんじゃないのって思うわけですよ。

自分が楽しめるということは、自分のバンドを好きで来てくれるお客さんにも楽しみ方を共有出来るんじゃないかな、って思うんです。

それってとっても素敵じゃないですか?

 

 

 

音楽が好きだからバンドマンしてて、そんなバンドマンが好きだからライブハウスで働いてるんですよ。

で、そんなバンドがソウルフードなんです。

 

メンバー全員ライブハウスマン、だからこそバンドマン限定ギグというツールを使って、同業者に改めてライブハウスでの楽しみ方を伝えたいなと思ってます。

 

それを各々の居場所に持ち帰ってくれたら、ひとつでも何かを考えるきっかけになれば。

僕はそんな事で、ライブハウスシーンなんてものはいくらでも良い方向に転がると信じているのです。

そうやって変わっていけば、あなたがライブハウスに来ることがもっと楽しくなると、僕は信じてやまないのです。

 

 

酒飲んで、身体揺らして、拳上げて、一緒に笑ってみませんか?

そんな非日常の夜を増やしていく為に、僕はバンドマン限定ギグをやってみたいと思ったのです。

 

 

 

気がつけばここまでで1500文字弱、普段ブログ書いてないとまとめもクソもあったもんじゃないですね。笑

読み辛いこと請け合いではございますが、これが僕なりの見解です。

 

結局は、ずっと楽しいことがしたいんですよ。誰もやった事のない、面白いことがしたい。

どうなるのか、なんてやってみなきゃ分からんのです。

だから楽しいんですよ。だからやる価値がある。

 

回り回って最終、きっと皆が笑えるように。

しっかりやりますんで、どうか力貸して下さいな。

よろしくお願いします。

 

 

 

ソウルフード bass

天王寺Fireloop

安井 卓也

 

 

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心の置き場

 

君は何の為に、ライブハウスでライブをするんだろうか。

 

 

 

バンドマン歴6年目、ライブハウスマン歴3年と少し。

最近は歳下の友達も随分と増えてきて、昔持っていた感情を回顧する機会も少しずつ増えてきたように思います。

 

ライブハウスでライブをして、スタジオで曲を作って、またライブハウスでライブをして。

そのサイクルの中で呼吸をしながら、音楽を鳴らしているのが僕達で。

 

その為の日常を過ごして、気が付けば少しだけ歳を取って、少しだけ大人になったようです。どうやら。

 

 

 

 

今歩んでいる夢の先に、僕達は何を見出すのか、何を見出したいのか。

ライブをするという事は君にとって過程なのか、目標なのか。

 

いつまでも初心ではいられないけど、気が付けばステージで「音楽を鳴らしている」と思える人が少なくなりました。

いわゆる「お客さん」が楽しんでくれるならそれで良いし、その為の努力は僕だって好きだけど、何だかそれだけになってしまっているバンドが増えたんじゃないかな、と思います。

 

 

 

僕達は最初、煙草臭くて薄暗いライブハウスで何を夢見ていたのだろう。

初めて友達とスタジオに入って、耳鳴りもお構い無しにゲインとボリュームを上げた時、どんな未来を想っていたのだろう。

 

心の中には大人がひとり、誰よりそいつを納得させたいのは今を生きている僕でしかないのです。

 

 

 

そんな僕と一緒にいてくれる、君はどうなんだろう。

ふとした瞬間で良いんです。

打ち上げ帰りで始発待ちの15分、大好きなバンドを見に行った転換の15分、そんな時に君が僕に話してくれる言葉ばかりを待っていたい。

 

夢の話は一生尽きない。

過ぎて行った過去の話や、度の過ぎた皮算用はすぐに尽きてしまう。

寂しくなりたくないから、音楽を選んでここにいます。それで良かったと、今は胸を張れる。

 

 

 

君は何の為にライブハウスでライブをするのでしょう。

それが知りたくて今日もライブハウスで、音楽で飯を食っています。

負けてやるものかと、負けてなるものかと。

 

 

 

 

 

ヒーローなんかじゃなくていい

 

 

 

先日共演したircleの一言が頭から離れない。

世間は分かりやすく好きになりやすいヒーローを求めるし、それはある意味とても正しいとは思っている。

 

けれど、名前も知らない不特定多数、「誰か」にとってのヒーローである為に

名前を呼べる大切な人を蔑ろにしなければいけないなら、それなら僕はヒーローじゃなくていい。僕も、ヒーローじゃなくていいんです。

 

 

バンドの話をします。

9月の3日、日曜日に天王寺Fireloopというライブハウスでバンドの自主企画を開催します。

自主企画と言っても、全ての出演者を僕が誘って、僕の一存でハコを借りて、僕が勝手に大事にしたいと決めた日です。

 

 

何てったって、ソウルフードを友達と呼んでくれる大事なソウルメイトが集まってくれる夜だから。

僕達を好きでいてくれるなら、あなたもそこにいて欲しい。

僕と共感して欲しい。楽しいなら一緒に笑って、悲しいなら一緒に泣こう。

けど、どうせならこの日に楽しくて一緒に泣こう。悲しい涙は随分と昔に枯れてしまったけど、嬉しい涙はしばらく枯れる予定が無いから。

 

 

僕はあなたと共感したい。そんな夜だけを後生大事に抱えながら生きていたい。

面倒くさい重たい荷物はロッカーに仕舞い込んで忘れてしまえよ。大丈夫、要らないものほど重たいんだって事はよく知ってる。

 

 

 

 

 

 

僕はあなたと共感したい。格好良いものは一生あなたを裏切らない事、それに胸を張れる事。

大阪は寺田町、愛して止まないライブハウスで音楽を鳴らす。そこから先は、あなたの感性に任せるよ。

 

頼んだぜ、友達よ。

 

 

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明日が始まりだとしても

 

どうしても今日が最後の日であることに変わりはないのだ。

東京という場所で命を燃やす、音楽を鳴らす、「その形」をした僕らが生きる事に、変わりはないのだ。

 

2012年8月4日

僕の知らない、1人のロックスター最後の夜から

 

2014年8月4日

僕のよく知る、1人のロックスター始まりの夜を経て

 

2017年8月4日

 

ひとつの終わりと、新しい4人の旅、そのスタートラインを踏み越える夜に

 

 

 

明日が始まりだとしても、明日が終われば昨日に、そうすればまた明日が始まって今日が終わるだけの些細な生活で、夢を見ているだけの人生です。

 

 

 

 

闘えロックスター、その人生はうつくしい。

 

右向け右はもう止めだ

 

 

久し振りのブログ更新です、何か起こらないとロクに文章も書けないので。

 

 

 

 

ソウルフード、昨夜レコーディングを無事終えて音源を完成させました。

「沈黙は金、雄弁は銀」というタイトルです。

 

1から10まで伝えようとしても、伝わらないよな。っていう意味らしいです。うちの大将曰く。

 

歌詞も、メロディも、フレーズも、音も、全部がキラキラしていて聴くたびにドキドキしてしまう。

自分のバンドの音源をリピートしたのは本当に初めてで、照れます。

 

この愛おしい曲たちが入ったアルバムは、8月の4日にリリースします。

ちょっと無理するのもきっと思い出になるから、東京ワンマンに来てCDを買っておくれ。

どれだけ綺麗な照明も、あなたの眼の輝きには勝てないんだから。

 

 

 

 

 

 

 

沈黙は金、雄弁は銀。

本当にその通りで。

 

ステージの上から言う、私は不幸だとか、愛して欲しいだとか、誰も助けてくれないとか、そんな下らない事を消し飛ばしてやりたい。

手前が選んで立ったステージに、人生に、泣き言吐くなら辞めてしまえ。

だから君の隣には愛してくれる人も、共に戦うメンバーも、誰もいないんだ。

不幸ならまず自分を振り返って考えてくれよ、言葉にして泣きつくなんて、えらく都合のいい傲慢さを振りかざすじゃないか。

 

 

 

 

そんなものじゃないでしょ。

皆、最初から最後まで、一人きりでしょ。

一人きりで、涙を堪えて戦う全ての人にだけ、それでも笑いたいと願う人にだけ、届いて欲しいと願っています。

右向け右はもう止めだ。

 

 

 

 

僕が知らない2012年8月4日に鳴り止んだ音が、2014年8月4日に形を変えて響き始めた。

それから3年の間、メンバーの脱退こそあれ、ずっと旅をして来ました。

至らない自分の所為でメンバーを怒らせた事もある。感覚の至らなさで悔しい思いをした事もある。

それでも、背中を押すでも手を引くでも無く、同じ歩幅で歩いてくれた。一緒にここまで進んで来れた。

 

 

 

自分で選んだ選択肢の中に明確な正解があるのだとしたら、それはきっと「今を生きる場所を勝ち取った」こと。

 

ボーカルギター、前田典昭と。

ギター、藤村優と。

ドラム、田中智裕と。

共に鳴らす事を選んだこと。

ソウルフードの、安井卓也として。

これが僕の人生で、唯一誇れる名称です。

 

 

 

もう、未熟者は卒業しよう。

誰にも譲れない居場所を守る為に。

右向け右は、もう止めだ。